【生き方】高梨智樹『文字の読めないパイロット』

【生き方】高梨智樹『文字の読めないパイロット』

【概要】

◆ 高梨さんは、中学生で識字障害と診断を受けましたが、自らの努力や適切な教育との出会い

などから、ドローンに出会い、2016年ドローンの国内大会に優勝し、世界大会に出場。

18歳で父親とドローン操縦・空撮会社 「スカイジョブ」を設立されているそうです。

アマゾンの内容紹介から。

小学生の頃から読み書きに遅れが生じ、中学生で識字障害と診断。苦しい学生生活の一方で、
ドローンと出会い全国大会で優勝するほどの腕となる。18歳でドローン操縦・空撮会社を立ち上げた
高梨智樹の生き方とは。

文字の読めないパイロット 識字障害の僕がドローンと出会って飛び立つまで

文字の読めないパイロット 識字障害の僕がドローンと出会って飛び立つまで

【ここがポイント】

■1.私たち中等部の教員は「できないことを頑張る時間」は端折り、

便利なものや、使いやすいものをどんどん使って、彼に合う学習法を

見つけていきました。

・多くの障害が、世の中に知られるようになり、昔だったら「努力していないからじゃないの」

「しっかりやれよ」的に片付けられたことが、適切な教育を受けられるようになってきているのは

すごくいいことだなと思います。

 ・一方、普通の学校には、理不尽な校則があったり、それぞれにあった学習法・生き方が

認められるようになればいいのにとも思います。

■2.その後、僕もだんだんとクラスに打ち解けていくことができ、僕がパソコンを使って授業を受けている理由を、クラスメイトには理解してほしくて、休み時間にひとりひとり説明するようになりました。

  
  ・定時制の高校に入った、高梨君ですが、自分のペースを認めてもらう事で、精神的にも

楽になったようです。
   それまで、高梨君は周期性嘔吐症をもっていましたが、徐々に、寛解していったようです。

■3.「障害」という言葉を「課題」と置き換えたら、

     誰しも大なり小なり課題を持っているはずです

 ・ひとりひとりの良さや、課題をお互いに理解しあい、困っている仲間がいたらよき理解者と

なれるような子が育つように教育の現場で頑張っていきたいと思います。

       小学校時代の担任の先生:富岡薫さん

 ■4.障害のある子供たちは、誰かに「こうしなさい」と言われることばかりで、
     「あなたはどうしたいの?」と聞かれる経験が乏しくなりがちです

 ・ロールモデルを知ると、学び方や生き方には様々な選択肢があるんだと知ることができます
  それをもとに、自分の可能性を信じ、自ら何かを選び取ることが大切なのです。

       東京大学 先端科学技術研究センター 近藤武夫准教授

■5.できないことに時間を使うより、得意なことに時間を割く方が有意義です。
     気楽に考えて、「できないことはやらなくていい、できることを伸ばせばいい」と思うと
     きっといい人生が送れるのではないでしょうか

【感想】

◆高梨さんのご両親も認めていますが、適切な時期に症状を判断され、適切な時期に教育を

受けたこと。
  これは重要だなと思いました。
  情報を入手すること、相談すること、範囲を広げること。
  介護にも通じますし、教育もいっしょですね。
 

【おすすめ度】

 ★★★★(4.0)(5段階評価)

文字の読めないパイロット 識字障害の僕がドローンと出会って飛び立つまで

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