【介護】太田差恵子『親の介護で自滅しない選択』

【介護】太田差恵子『親の介護で自滅しない選択』

【概要】

◆昨年3月、娘の修学旅行当日、
朝早くに母から電話があり「お父さんが階段で、うーんうーんと唸ってる、ちょっと来てくれない」

とのことで、駆け付けると(自動車で5分ぐらいです)、頭が痛いといいながら、かがみこんでます。
「寒い、寒い」と言って、尋常ではありませんでした。
すぐに、消防に電話し、娘は妻に送ってもらうように連絡し、実家で待つこと、10分程度。
救急車が来て、近くの佐久病院に搬送してくれました。
そして、数時間後には、佐久病院の医療センターへ。
その日のうちに、手術をし、以後、半年以上入院し、
今も高次脳機能性障害のためと、加齢のため、
以前とは大分違う状態です。
また、通院や心労が重なった母も、
5月前に入院し、そのまま、脊椎の圧迫骨折が判明、手術を2回、
母も約半年入院し、
最終的には、両親が有料老人ホームに入ることになりました。

この間、仕事は普通の忙しさなので何とかなりましたが、
プライベートで、PTA会長・子供たちの部活(最終学年)、義母の逝去、
実家の地区の班長の代わり、長男の盲腸破裂寸前で2度の入院、
台風災害(直接被害はなかったですが)、二人の子の受験、
3人の子の卒業、そしてコロナ、 ほんとうに激動の一年でした。

多くの方も、介護は親がたおれて初めてだというかたが多いと思うのですが、
両親いっぺんで、日々忙しいという状態で、
妻はガンの義母の見舞いなど、ぎりぎりの状態でした。
介護保険や社会福祉のおかげで、なんとか乗りきることが出来ました。

ただ、今でも、ちがうやり方があったのではという心にササクレだったものがあるのですが、
でも、ムリだったろうなというのが今の心境です。

ようやく落ち着いて、
ここに来て、父は実家で暮らしたい、
母は、個人的には施設で暮らしていた方が楽だけど、
父が出たいならしょうがない、或いは息子の家ならまだしも・・というようで、
でも、昔から父は頑迷で、心配性が強く、一緒にいることは無理だと思っています。

離れて暮らして、父のいい部分も見えることもありましたが、
同居していた時は、
本当にいやな人間だと思っていました。

入院中などもたまに我が家に外泊するようなことをしていたのですが、
自分の思うようにならないと、「弱ったなー、弱ったなー」と泣き言を言っては、
自分の不安を人に押し付けないと気がすまない人なのです。
その姿は、病気になって、さらに増してひどくなり、
いっしょにいたら『自滅する』と考えていました。

そんな中で、こんな本を見つけました。

親の介護で自滅しない選択

親の介護で自滅しない選択

アマゾンの内容紹介から。
お金、仕事との両立、心の保ち方…見開き2ページでやさしく解説!「倒れる前」「倒れた後」に必ず役立つ、実用情報と考え方62。
 自分の選択に「それでいいんだよ」と背中を押されたような気持になり、
 安心しました。

 親を介護している人の環境は様々でしょうが、
 こういう考え方もあるという事を
 知ってるだけで、生きやすくなる、そんな一冊です。

【ここがポイント】

■1.親の面倒を見ることについて:情報戦のキーマンになればいい

   ・親の面倒を見る=出来ることだけをすればいい   

・性別は関係ない   

必要なものは情報だ!!  
    自分自身が、介護の実施者にならなくてもいい
■2.相談する場所をしっておく
   ・地域の民生委員さんは市役所が把握してる(まだ、連絡していません)
   ・地域包括支援センター(これはググって知りました。まず、ここに、相談に行きました)
     ⇒介護認定はすでに、認定済み、2と4です。
   ・病院の相談室(結構、連携が悪いので、どこが主担当か分かりませんでしたが、
     なるようになれという事で、入院中は、こちらにお任せでした)

【感想】

◆いまは、父が実家で暮らしたいと言い、
 最初は、運転もしたいと言っていたため、
 「えー、それは、ムリムリ、だめだよ」というスタンスだったのですが、
 さすがに、自動車はあきらめたらしく、
 そうではない方法で『一人暮らし』をする方法を試行錯誤中です。

 担当医は、母が一緒ならという見解でしたが、母は深夜のおしっこの回数が多く、
 歩くのも十分ではなく、
 本人も基本的には望んでいません。

 父が実家で過ごしたいのは、
 いろいろ言われずに済む、お金が施設よりはかからない(基本的にがケチな性格です)
 ということがあります。

 あらためて、周りを見ると、近所のスーパーに、杖をついて買い物に来ている人、
 奥さんが車いすで、旦那さんも足を引いて歩いている、色々な形が見えてきます。

 父も母も初めて、介護される側になって、ショックや戸惑いがあったようです。
 自分も初めてのことで、試行錯誤の連続です。

 なかなか、突っ込んだ内容はケアマネさんや施設の人には聞きづらい部分もありましたが、
 今は、そういう方向に進んでいます。

 父親が超心配性の反動か、自分は適当というか、あまり、深刻には考えないので、
 ケセラセラです。

【おすすめ度】

 ★★★☆(3.5)(5段階評価)

とにかく、親の入院や介護が始まると、情報が全てというのはそうだなと思うところです。
言わない限り、だれも教えてくれません。
親も全く役に立ちませんでした。

あと、このご時世、スマホ・タブレットが使えない親世代は本当に困ります。
生きるすべとして、作業療法の方に、スマホの使い方を教えてもらえたらと思います。

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